Amazonを利用する際によく利用されるのが「Amazonギフト券」です。
「ギフト券」という名はつきますが、親戚や友人などにプレゼントすることはもちろん購入者自身が利用することも多くあります。
そんなAmazonギフト券ですが、実は有効期限があるのです。有効期限以内にしっかりと利用しないと、せっかく購入したりもらったりしても意味がありません。またAmazonギフト券は、その発行日が2017年4月23日までと2017年4月24日以降で異なります。
今回は、「Amazonギフト券の有効期限」についてご紹介します。
Amazonギフト券の有効期限
2017年4月26日までに発行されたAmazonギフト券は、そのタイプによって有効期限が異なります。
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- グリーティングカードタイプ
- チャージタイプ
- 封筒タイプ
上記のタイプは有効期限が1年となっています。
一方、「シートタイプ」だけは有効期限が3年です。逆に言えば、シートタイプのみが3年なので「基本的にはAmazonギフト券は1年以内に使用しなければならない」と考えておいたほうがよいかもしれません。
この有効期限はAmazonのアカウントに登録するときから計上されるのではありません。
実は、発行された時から計上されているのです。この「発行」というのはそれぞれのギフト券のタイプによって異なります。「Eメールタイプ」や「印刷タイプ」はAmazonから送信された時点をいいます。
「チャージタイプ」は購入した時点、「グリーディングカードタイプ」はAmazonから発行された時点のことをいいます。
いずれのタイプにしても発行日と有効期限をしっかり確認することが重要です。
発行された後に自分が使用する場合はもちろんのこと、プレゼントされた場合には早めにアカウントに登録することを忘れてはいけません。
そして、有効期限を確認するということは非常に重要なことなのです。
Amazonギフト券の有効期限を確認
Amazonギフト券をアカウントに登録する際にギフト券の有効期限が表示されますので、まずそれを確認することが大事です。アカウントに登録後もAmazonギフト券の有効期限を確認することはもちろん可能です。
Amazonのホームページでトップページから「ギフト券」をクリックします。
そして「残高・利用履歴」をクリックすると、「有効期限ごとのギフト券残高」という表示が出ますのでそれを確認することができます。
こまめにチェックすることで、有効期限切れを防いで効率的に買い物をすることが求められています。
なお、当然のことですが買った日やギフト券番号によって有効期限は異なります。商品を購入する際には、自動的にギフト券の残高が購入金額から引かれるようになるシステムになっています。
有効期限の異なるギフト券を複数保有している場合には、いわゆる「先入れ先出し方式」が採られていますので有効期限が早く切れるものから順番に使用されていきます。
自分で使用するギフト券を指定する必要はないのはとても安心です。
また、当たり前のことですが有効期限が切れるとそのギフト券は使用できません。なんとか復活させようとするには一度「Amazonカスタマーセンター」へ電話をかけてみるといいかもしれません。
もしかしたら延長してもらえるかもしれませんので、試すだけ試してみることが重要です。
2017年4月24日以降は有効期限が一律で10年
Amazonギフト券は、発行日が2017年4月24日以降は有効期限が一律で10年となりました。これによって、どのタイプのAmazonギフト券を購入したりプレゼントでもらったりしても有効期限が10年となります。これはAmazonの「Amazonギフト券細則」にも次のように謳われています。
「2017年4月24日以降に発行されたAmazonギフト券の有効期限は、券種にかかわらず発行から10年です。」とあります。
これによるメリットは2つあります。
有効期限の統一
1つ目は、「Amazonギフト券のタイプによって異なっていた有効期限が一律になったことで、それぞれの有効期限について気にしなくてよくなった」ということです。
4月23日までに発行されたギフト券に関しては「シートタイプ」が有効期限が3年で、残りのタイプに関しては有効期限が1年となっていました。
シートタイプを購入したりプレゼントされたりするケースは実際には少ないかもしれません。
しかしそれを保有していて「有効期限は3年ある」と確認していましたが、その他にも有効期限が1年のタイプも保有していた場合にも「有効期限は3年である」と勘違いしてしまうことによって実際の有効期限を過ぎてしまうという可能性がありました。
「すべてのタイプの有効期限は10年」と決まっていると、どのタイプか気にすることなく有効期限を確認できます。
期限切れになるリスク軽減
2つ目は、「有効期限が10年になることによってギフト券が期限切れになるリスクが低くなったり、延長申請をする必要性がなくなる」ということです。
先述しましたように、有効期限が切れてしまったAmazonギフト券は紙切れ同然(無価値)になってしまいます。
なんとか延長するためには自分で「Amazonカスタマーセンター」に連絡をしなければなりません。それでも延長されるかどうかはわからないというのが現状です。
有効期限が10年になれば、ほとんど有効期限のことを気にすることなく使用することができます。
Amazonをよく利用する人は10年もAmazonギフト券を使用しないということなどほとんどありえないからです。
もちろんまったく注意しなくてよいということはありませんが、今年購入したギフト券の有効期限は2027年です。無期限同然といっても過言ではありません。
それほど長い有効期限なのです。
これらを踏まえて、自分で使用する場合に最もメリットが多いAmazonギフト券は「チャージタイプ」です。
「チャージタイプ」は自分で金額を決めることができ、アカウントに登録する必要がありません。
今までは有効期限が1年であったため、まとめ買い(高額のチャージ)はできませんでした。
しかし、有効期限が10年になるとまとめ買いが可能になります。しかも、チャージタイプは購入金額に応じてポイントが付きます。
1回のチャージ額が9万円を超えると通常会員で2.0%、プライム会員になると2.5%のポイントが付与されるのも非常に大きなポイントです。
有効期限が10年になると10万円チャージしても、1年間平均で1万円使えばよいという計算になります。これは非情に大きな特徴です。頻繁にAmazonを利用する場合にはこの「チャージタイプ」がおすすめです。
2017年4月23日までに発行分は有効期限がそのまま
このようにメリットの多い有効期限の一律10年への変更ですが、注意することがあります。それは、「2017年4月23日までに発行されているAmazonギフト券は10年に変更されることはない」ということです。
すべてのAmazonギフト券が10年に変更されるわけではなく、あくまでも2017年4月24日以降に購入・発行されたギフト券のみが有効期限が10年になるのです。
以前から保有していたギフト券に関しては「シートタイプ」は有効期限が3年、その他のタイプは有効期限が1年です。
これを忘れてはいけません。Amazonのホームページから有効期限を確認して、早いうちに使用してしまうことが必要です。
以上のように、Amazonは日々進化して利用者の利便性もよくなってきています。今後もさらに発展することが予想されます。実店舗での買い物よりAmazonでのインターネットショッピングが主流になっていくのはそう遠い日ではないようです。